【香美市】やなせたかしさんの故郷彩る『デザインマンホール』14種勢ぞろい キュートな「隠れハート」も
2025年9月26日(金) PM7時37分
26日、朝ドラがついに最終回を迎えた中、やなせたかしさんの故郷・香美市を彩るキャラクターマンホールの第2弾が商店街に設置されました。お披露目されたのは香美市のキャラクターが描かれたマンホール。生みの親は香美市出身のやなせたかしさんです。
下水道の老朽化対策として2025年3月に9種類が設置され、今回新たに星のキャラクター「カミーティア」をはじめ、5種類が追加されました。
香美市・依光晃一郎 市長:
「どうしてもアンパンマンの印象が強いやなせ先生ですけれども、香美市であったり高知県中にいろいろなキャラクターを作ってくださっています。本当に地元愛にあふれる方であっていろいろなキャラクターデザインをされたということを多くの方に知っていただけたらと思っています」
マンホールのデザインを手掛けたのは、市の女性職員。デザインの実務経験はありませんが、業務のかたわら、1枚に3カ月ほど時間をかけて作りました。
しっかりした歯ごたえが特徴の「かりかり桃子」をモチーフにしたキャラクターを担当したのは防災対策課の大西ひかるさんです。格式あるゴシック調をイメージしたデザインの中にキュートな「隠れハート」のこだわりも。
防災対策課・大西ひかるさん:
「モモコちゃんてすごくかわいいキャラクターなんですけど、かわいいい見た目に反して設定が“真面目で堅い女の子”になってまして、そのギャップじゃないんですけど可愛いけどちょっと堅いと言いますか、シックなデザインにさせてもらってまして、そこが全体的に気に入ってます」
香美市の鍾乳洞・龍河洞をモチーフにしたキャラクターを担当したのは子育てセンターの山中清加さん。よく見ると龍河洞の見どころのひとつ弥生式土器と鍾乳石が一体化した「神の壺」が。
子育てセンター・山中清加さん:
「龍河洞に行かれたら「多分ここの景色だ」というふうにわかるようになってまして、プロジェクションマッピングがとてもきれいなんですけど、光できらめくような水滴を表現したくてそこをちょっと工夫しました」
子育てセンター・山中清加さん:
「塗料の色は常に決められていて、その決められた色の中からチョイスして色を配置しているんですけど、かなり色の入れ替えをしながら工夫して作りました」
マンホールは26日に設置作業が完了し、早速マンホールお目当てにやって来た人も。
高知市から来た人:
「いいですね、どこもしてくれたらいいですけどね。マンホールこんな珍しいのはあまりないのでみんな見てくれたらうれしい」
10月にはマンホールを使ったスタンプラリーも予定しているということです。