「実がぷちぷち、果汁じゅわ~」 高知が誇る“水晶文旦”が収穫最盛期 もぎたてで味わえる
2025年9月25日(木) PM7時42分
水晶のようにキラキラと輝く果実。高知が誇る「水晶文旦」の収穫が最盛期を迎えています。
三木優花アナウンサー:
「こちらのハウスで栽培されているこの袋がけされた果実。今、旬を迎えている水晶文旦なんです」
水晶文旦は直射日光による日焼けや傷を防ぐため、ストッキングのような黒い袋をかぶせます。JA高知県の土佐市施設果樹部会では12人の生産者が2.2ヘクタールのハウスで栽培しています。
20年ほど前から栽培しているという中平吉彦さんのハウスでは9月15日から収穫が始まりました。
中平吉彦さん:
「今年はちょっと小さい、少し小ぶりかな」
2025年は梅雨の期間が記録的に短く、雨量が少なかったことから実はやや小ぶりになりましたが、梅雨明け後は定期的に雨が降り果汁たっぷりで甘く仕上がりました。路地物のブンタンは追熟させる必要がありますが水晶文旦は「もぎたて」でいただけます。
三木アナ:
「ジューシー!実がぷちぷち弾けて果汁がじゅわ~っと口の中に広がります。この爽やかな酸味と甘みのバランスがたまりません」
生産者・中平吉彦さん:
「果汁もしっかり入っているので食味の良いおいしい文旦に仕上がっていますので多くの方に食べていただきたい」
水晶文旦の収穫は11月初旬まで続き、平年並みの約70トンが見込まれています。主に贈答用として県内の直売所やスーパーに並ぶほか東京や大阪にも出荷され、27日には高知市の「とさのさと」で試食販売が行われます。