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News- 高知のニュース

【高知】やなせたかし提案《ごめんなさい》コンクール 感動あり笑いあり!1688通を審査

《作品》
寝ているお父さんの頭にマジックでらくがきしてごめんなさい。

言えずに後悔している気持ちをつづる「ハガキでごめんなさい全国コンクール」。

南国市後免(ごめん)という町の名前を全国に広めたいと、高知県出身の漫画家でアンパンマンの生みの親として知られる、やなせたかしさんの提案で2003年から毎年行われています。

20回目となる2023年は46都道府県から1688通が寄せられ、南国市の平山耕三市長らが12月20日、一次選考を通過した304通を審査しました。

平山市長:
うるっとしてますよ。うるっとしますよね、やっぱり。どれを選ぶのか難しいですよ

涙をさそう作品や世界情勢を踏まえて書かれたものも。

《作品》
毎日、戦地の人たちに 何もできなくてごめんなさい

大賞に選ばれたのは大阪府の宇久修一さん(65)の作品。中学校の体育祭に弁当を作って来た祖母を思春期の作者は追い払ってしまいました。

《作品》
「もう行かんよ」と寂しそうに言った祖母はその年の冬に倒れ、体育祭に来て欲しいと思っても来れなくなった。ばあちゃん本当にごめんなさい。

2023年は20回目記念の特別賞として「三山ひろし賞」「やなせたかし賞」「ごめん龍馬賞」が設けられました。

三山さんが選んだ作品が思わず笑ってしまいます。

《作品》
「今日はペットの日じゃけん、八時までに出しておいて。」土曜日の朝、妻に言われた。うちの庭に近所のペットたちが集合すると思い愛犬を庭に出した。ペットとはペットボトルの事で今日は回収日だったと後から聞いた。爆睡中、無理やり庭に放り出してごめん。

表彰式は2024年2月4日に行われ、入賞作品は南国市観光協会のHPで公開されています。

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