アンパンマンの生みの親の親《やなせライオン》あしらった新ロゴは「やなせたかしが育ったまちなんこく」
2024年7月23日(火) PM8時09分
高知出身の漫画家・やなせたかしさんと妻を描いた朝ドラが2025年春から始まります。それに合わせてやなせさんが少年時代を過ごした南国市をPRしようと新しいロゴがお披露目されました。
「この度、新たに制作した南国市のロゴはこちらです」
新しいロゴのキャッチフレーズは「やなせたかしが育ったまちなんこく」です。
キャッチフレーズは全国から応募があった438作品の中から静岡県の清水裕一朗さんの作品が選ばれ、全体のデザインは南国市の地域おこし協力隊、佐藤真さんが手がけました。
「なんこく」の文字にはやなせさんをイメージした音符の記号やペン、帽子、開いた本などがデザインされています。
南国市・平山耕三市長:
「ライオンがかわいらしい。そしてこのキャッチフレーズがカラフルで非常に楽しい。みなさん明るい気持ちになってくださるようないいものができたなって」
ロゴのメインビジュアルに使われているのは「やなせライオン」です。小学2年生から18歳までの少年時代を南国市後免町で過ごしたやなせさんが、母校の小学校に寄贈したのがこのライオン。「人生の出発点であり、アンパンマンの生みの親の親」だと語るほど思い入れのあるものです。
南国市は今年度中に新しく整備する公園にレプリカを設置することにしています。
南国市・平山耕三市長:
「このかわいらしいライオンはどこにあるのかなって思っていただいて、南国市の中心街に来ていただき、こういう街並みはいいなって思っていただけるような、親しみやすい街と感じていただけるようになればいいなと思っています」
南国市はこのロゴを土産物のパッケージや市の観光パンフレットなどに活用するほか
、市内の観光施設などにのぼりをたてて盛り上げていきたいとしています。