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News- 高知のニュース

高知大生が中高の部活指導へ 教師の働き方改革を支援《桜井つぐみモデル》を横展開 学長が県教委に提案

高知大学と県教育委員会は、県内の教育に関する課題を一緒になって解決するため、2024年末から定期的に話し合いの場を設けることにしています。

8日は2回目の会議が開かれ、県教委が教師の働き方改革を進める中で、中学と高校の部活動について指導者の確保が難しくなっていると説明しました。

これに対して高知大学の受田浩之学長は、「スポーツや芸術などを学んでいる学生が、部活動に指導者として関わり貢献できるかを協議していきたい」と提案。

大学院の学生である、パリオリンピックの金メダリスト桜井つぐみ選手が、すでに県内の生徒らにレスリングの指導をしていることをモデルにして、他の競技にも広げていきたいと意欲を示しました。

高知大学 受田浩之学長:
「部活動の地域移行に関しては県の方でも、今、協議が始まっている。本学の教員もそこに関わっています」「結果的に、私たちの大学が地域の大学として存在をしていく、その意義そのものに関わっていく」

また、受田学長は現在3割ほどにとどまっている県内出身の学生の割合を、4割に高めたいと発言。生徒に高知大の魅力を伝えてもらうために、県内の高校教師をキャンパスの見学に招きたいと提案しました。

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