【高知】境内に咲く古代のロマン“大賀ハス”見頃(大豊町・定福寺)
2025年7月9日(水) PM8時00分
大豊町にある開創およそ1300年、定福寺の池では淡いピンクの花が清らかに咲き誇っています。
大賀ハスは1951年、千葉県の遺跡から見つかった2000年前のハスの実を、発芽させて現代によみがえらせたもの。発見した植物学者・大賀一郎博士にちなんで名付けられました。
定福寺では、40年ほど前に博士の弟子から株を分けてもらいました。以来、仏教と縁の深いハスを大切に育て続けています。
2025年は、梅雨明けが早かったことに加え、暑い日が続いたことから例年より2週間早く開花。
定福寺では、「境内で風情のある中香りや、花の姿を楽しんでほしい」としています。
大賀ハスは7月末まで楽しめそうですが、午後になると少しずつ花が閉じてくるため、午前中の早い時間に訪れるのがオススメです。