桜井つぐみ選手が高知大大学院に合格、春から拠点を高知に
2025年2月12日(水) PM6時39分 <PM8時14分 更新>
パリオリンピックで金メダルを獲得したレスリングの桜井つぐみ選手(23)=香南市出身=が2月12日、高知大学の大学院に合格しました。
4月からは、群馬県の育英大助手として現役を継続しながら拠点を高知に移し、選手と大学院生の二刀流の生活が始まります。
選手としては、父親の優史さんが監督を務める高知レスリングクラブで、後輩の中高生と一緒に練習しながら、実戦復帰の時期を探っていくことにしています。
高知大では総合人間自然科学研究科(スポーツ・芸術文化共創専攻)で地域スポーツの研究に取り組む予定です。
桜井選手は高知南高校を卒業後、育英大学に進学。高知県勢92年ぶりの金メダルという大きな実績を持って、5年ぶりに故郷に戻ってくることになりました。
優史さんは「本人が高知に帰って来たい気持ちが強くて決めた進路。決まってほっとしている。一緒に高知でのレスリング普及活動にも取り組みたい」と話しています。