30日午前にカムチャツカ半島を震源とする強い地震があり、気象庁によると、午後8時9分に高知県の室戸岬で50cmの津波が観測されました。
現時点で県内で観測された津波のうち最大となっています。

高知県内の沿岸部全域に避難指示が出されていて、最大1メートルの津波の到達が予想されています。

県内でこれまで観測されたのは以下の通りです。

▼室戸岬
午後2時29分　20cm
午後3時32分　30cm
午後5時16分　30cm
午後6時41分　40cm

▼高知
午後1時16分　10cm
午後4時22分　10cm
午後5時5分　20cm
午後7時2分　20cm

▼中土佐町久礼港
午後4時43分　30cm
午後5時35分　40cm

▼足摺岬沖合
午後0時45分　10cm

▼土佐清水
午後1時1分　20cm
午後3時27分　20cm
午後4時14分　30cm

第1波を観測してから最大波が到達するまで数時間かかることがあります。また、津波の高さは、今後さらに高くなることもあります。
決して海岸や川の様子を見に行かないでください。

場所によっては、観測点で記録された津波よりもさらに大きな津波が到達しているおそれもあります。

各地の満潮予想時刻は以下の通りです。

▼室戸岬
午後9時26分

▼高知
午後9時27分

▼須崎港
午後9時27分

▼中土佐町久礼港
午後9時28分

▼土佐清水
午後9時32分

津波と満潮が重なると津波はより高くなりますので、厳重な警戒が必要です。