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News- 高知のニュース

《青学》強し…塩出翔太選手が優勝!汗と笑顔が光った「高知龍馬マラソン」7760人が完走【高知】

18日に行われた高知龍馬マラソン。コース後半は雄大な太平洋の大パノラマを見ながら走る花海道へ。絶景に足を止め…

愛媛から:
「すごいきれいですね。来たかいがあります。良かったです」

給水所では高知県産のゆずジュースと安芸市の米ナスを使ったゼリーのおもてなし。苦しいランナーのオアシスになっていました。

広島から:
Qどのくらい回復した
「え、もう30%だったのが99.9999まで(笑)」

なぜかサラリーマンも?

高知市から:
「営業するときは外回りは必ずスーツが基本ということで」

こちらは78歳のランナーを応援しようと集まった同級生たち。

78歳の福永さん:
「やっと来たで」
応援団:
「大丈夫、大丈夫」「頑張ってー」
福永さん:
「暑い、暑い」

実はこの男性、去年も…

【去年の龍馬マラソン】
「おーい!」
「がんばりました!みんな同級生、77歳!」
「無理しなよー」「無理せんといかん!」

去年はギリギリで完走した福永さん、果たして今年は…?

「あと30秒!」

コースには11カ所の関門があり、制限時間をオーバーするとリタイアになります。

香南市から:
「めっちゃ悔しいです。絶対練習足りてないんで。来年からちゃんと練習してから挑みます」

花海道の関門を突破するとコースは残り20キロです。

ゴール地点の春野陸上競技場に最初に姿を見せたのは、箱根駅伝8区・区間賞のフレッシュグリーン!青山学院大学2年の塩出翔太選手が2時間19分20秒でゴール、初優勝を決めました。

優勝・青山学院大学2年 塩出翔太選手:
「高知県民の方々の応援が自分の背中を押してくれて最後まで走ることができました」

女子の優勝は香港からのゲストランナーでプロトライアスリートのリアン・セゾさん。2時間53分4秒で外国人ランナー初の優勝です。

次々とゴールテープを切るランナーたち。

愛知から参加:
「ついにサブスリー達成できて最高でーす!」

岡山から:
「ずっと地域の方が応援してくれて高知の、地元の愛を感じました」
Q来年も走りたい?
「いや・・・・」

広島から:
「ちょっと(日差しが)きつかった」

“日曜夕方の顔”も完走、サラリーマンも完走しました

今年ランナーを苦しめたのは「暑さ」。高知市の最高気温は20.2度と、大会史上最高を記録。4月上旬並みのあたたかさに、4人が脱水症状で救急搬送されました。

高知市から:
「暑かった・・・あーめっちゃ暑かったです」
東京から:
「途中からね・・・(足つるポーズ)」

ペアリレーでは和田正人さんと金哲彦さんが3時間37分58秒でゴール!

金哲彦さん:
「ペアリレーおもしろいですよ。駅伝の時の緊張感、次(のランナーが)待ってるし
僕はいつ来るかいつ来るか」

和田正人さん:
「来てくれてありがとうって声掛けをたくさんもらって、おもてなしの県だなって」

特別な思いを持って走り終えた人もいました。

熊本から(64歳):
「東海大学で一緒に箱根駅伝を走った(高知出身の)友達が昨年5月に亡くなったんで、この大会に出ようと思って」
「彼の名前を呼びながら、助けてくれ、助けてくれってなんとか(走りきれた)」

花海道で同級生から声援を受けていた78歳のランナー福永さんは、最終関門にあと2秒足りず惜しくもリタイア。

78歳のランナー福永さん:
「同級生の星や!って同窓会のひとつのイベントになってますんで」
「(来年)もう1回挑戦してみようと思います」

フルマラソンに参加した8395人のうち、7760人が完走。土佐路にランナーたちの
汗と笑顔が光りました。

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