キーワードは「あんぱん」です。

3月から開催される物部川エリアの観光博覧会を盛り上げようと香南市で事前イベントが開かれ多くの人でにぎわいました。このイベントは漫画家のやなせたかしさん夫妻をモデルした朝ドラ「あんぱん」の放送に合わせて、3月下旬から開催される観光博「ものべすと」の機運を高めようと開催されました。集まったのはなんと7000人。オープニングセレモニーで披露されたのは縦6メートル横5メールのやなせたかしさんの巨大な絵。2月6日の106回目の誕生日を祝っておよそ10人の高校生が1週間で描きました。こちらでは全国10ヵ所から集めた人気のあんぱんが販売されていましたが…

川村和久アナウンサー:
「完売の文字がずらっと並んでいます。1000個のあんぱんを準備していたそうですがおよそ1時間20分で完売してしまったそうです」

そしてイベントの中で特に盛り上がったのは「あんぱんと餅投げ」です。観光博「ものべすと」の会場はやなせさんとゆかりの深い南国・香南・香美の3つの市。香南市の浜田市長らがあんぱんや餅を投げ子どもたちが一生懸命つかんでいました。

参加した子ども（香南市）:
「あんぱん取ったぞー！なんかね、メチャクチャねいっぱいね人がおったきね。あんぱん取りにくかったです」

参加した子ども:
Qあんぱん取れましたか
「取れてない」

「あんぱんは取れんかったけど餅はギリギリ取れて楽しかった」

また浜辺では大人と子どもに分かれて「あんぱん食い競走」が行われ参加者は揺れるパンに必死にかぶりつきます。

川村和久アナウンサー:
「一斉にスタートしました。あんぱんに食らいついていくくわえることができるか…見事1位でゴールしました」

1位になった子供:
「楽しかった」「なんか楽勝だと思った」

Qどんな感じでくわえた？
「かどっこ」

1位の子どもにはやなせさんの絵本といううれしいプレゼントも贈られました。観光博覧会「ものべすと」は南国・香南・香美市の物部川エリアを会場に3月29日から
来年2月8日まで開催されます。