「対策知りながら注意怠った」小4男児プール死亡事故、当時の担任に禁錮1年6カ月求刑【高知】
2026年7月15日(水) PM7時23分 <PM8時18分 更新>

高知市の中学校のプールで行われた水泳の授業中に男子児童が溺れて亡くなった事故の裁判で、検察は当時の担任教師に禁錮1年6カ月を求刑しました。
2024年7月、長浜小の当時4年生の松本凰汰さんが中学校のプールで行われた水泳の授業中に溺れて亡くなりました。
2026年7月15日はクラスの担任だった被告の2回目の裁判が行われました。
被告はプール全体の監視など事故防止の措置を取らず、凰汰さんを死亡させた業務上過失致死の罪に問われています。
2026年6月の初公判では「間違いありません」と起訴内容を認めていました。7月15日の裁判では冒頭、被害者参加制度で凰汰さんの両親と姉が声を詰まらせながらこのように話しました。
姉:
「子どもを守る場所、学校の授業で命が奪われた。毎日、悲しく寂しく辛い」
母:
「凰汰と笑いあって暮らせる日常が帰って来ないことは分かっている。被告人は私たちの日常と凰汰を奪ったことを忘れずに生きてください」
また父親は「この先、無責任な教師が出てこないよう実刑判決を望みます」と述べました。
その後、検察は「被告は体育の研究校に勤務していた経験もあり、事故防止のための対策や措置について十分理解していたにもかかわらず重要な注意義務を怠った」と指摘。禁錮1年6カ月を求刑しました。
一方、弁護側は「被告は自身らの不注意で児童の命を奪うという取り返しのつかないことをしたと、悔いない日はなく真摯に反省している」とし罰金刑を求めました。
被告は最後に「授業でかけがえのない命を奪ってしまい本当に申し訳なく思います。何かを変えていれば事故は起きなかったと後悔しています」と話し、深く謝罪しました。
裁判は結審し、判決は10月14日に言い渡されます。









