「ごめんなさい 母が書きました」書道展代筆の告白が大賞に 『ハガキでごめんなさい』コンクール【高知】
2025年12月19日(金) PM7時55分 <PM8時38分 更新>
「ハガキでごめんなさい全国コンクール」の2025年の大賞作品が発表されました。
このコンクールは南国市の後免というユニークな地名を生かして、ごめんなさいの気持ちをつづったハガキを毎年募集しています。少年時代を後免で過ごした漫画家のやなせたかしさんが発案し、2025年は46の都道府県から1365通が寄せられました。
田村優介アナウンサー:
「中にはこんな作品も。『ままがおならをするたびに空気清じょう器の色が変わるのをたのしみに見ています。ごめんなさい 夫』確かにハガキじゃないと言えない…」
2025年は力作が多く、審査員の票が割れ審査は1時間以上に。
その中から大賞に選ばれたのは、栃木・上野亜弓さんの作品。栃木県の上野さんのごめんなさいです。「受賞してごめんなさい 母が書きました」書道展に出した美しい文字。でも実はこれを書いたのはお母さん!?
また、息子が香川の大学に進学が決まった時思わず「島流しだ~!」と叫んでしまったごめんなさいも。「6年間の大学生活、息子はとっても幸せでした」と四国への感謝もつづられています。
審査員・やなせスタジオ 越尾正子 代表:
「やなせ先生も叙情的なものを大切にしたいってずっと言ってたんですけど、ごめんなさいとか、そういうお互いに優しい気持ちになることが大切なんじゃないかなって私は思うようになっているので、このまま優しい気持ちで町が繁栄していってくれるといいなと思っています」
受賞した作品は南国市観光協会のホームページで19日から公開されます。










