J3《高知U》前身チームから活躍、横竹選手が現役引退「高知が好きやきね」
2024年12月30日(月) AM8時57分 <PM7時25分 更新>
サッカーJ3の高知ユナイテッドSCは12月29日、横竹翔(よこたけ・つばさ)選手の現役引退を発表しました。
横竹選手は広島県出身の35歳。サンフレッチェ広島やガイナーレ鳥取を経て、2015年、高知ユナイテッドの前身であるアイゴッソ高知にチーム初の“Jリーグ選手”として加入しました。2016年の高知ユナイテッド結成メンバーで、JFLでは通算100試合を達成しています。
高知ユナイテッドは2024年にJFL準優勝、J3との入れ替え戦にも勝利し、県勢初のJ3参入を成し遂げました。シーズン開幕時点で平均年齢24.4歳とJFLで最も若い選手たちの中で、横竹選手は精神的な柱としてチームを支えました。
高知ユナイテッドは「高知にJリーグクラブを誕生させるべく、高知県やクラブの発展に貢献してきた」として、ホーム開幕戦である2025年2月23日のガイナーレ鳥取戦で、引退セレモニーの実施を検討しています。
《横竹選手のコメント》*高知ユナイテッドHPより
今シーズンで引退する事に決めました。
この決断は簡単ではありませんでした。自分はまだまだやれる、そう信じて戦い続けてきましたが、現実は甘くはなかったです。
そんな中でもJ3に昇格できた事は、今まで苦しい事辛い事を、歯を食いしばってやってきて良かったなと思える瞬間でした。
高知に来て10年、本当に色んな経験をさせて頂きました。その経験はきっと、これからの人生に活かしていけると思います。
僕のサッカー人生は、人に恵まれました。
多くの事を教えて頂いた指導者の方々、感謝してもしきれない先輩達、共に戦った仲間達、全てが僕の宝物です。
そして、たくさんの方々に支えて頂きました。その支えのおかげで最後まで戦い続ける事ができました。
ファン、サポーター、スポンサーの皆様、高知ユナイテッドSCと共に戦ってくれた全ての人達に大きな感謝と愛を伝えさせて下さい。
『みんなぁ、ありがとう!高知が好きやきね。』
最後に、この場をお借りして家族にも伝えさせて下さい。サッカーを教えてくれた父、ありがとう!僕のやりたい事をやらせてくれて応援してくれた母、ありがとう!ずっと1番近くで支えてくれ、背中を押し続けてくれ、喜びも苦しみも共有してくれた最高のパートナー、ありがとう!
これからもよろしく!
新たなステージへ、kickoff!