「ついでやき乗っていきや!」土佐市で《公共ライドシェア》実証運行開始 交通空白地の解消へ【高知】
2026年11月2日(月) PM7時36分
住民がマイカーを運転して客を運ぶ「公共ライドシェア」の実証運行が高知県土佐市で始まりました。
公共ライドシェアは移動手段の確保が難しい「交通空白地」を解消するため、住民がマイカーを運転して乗客を運ぶ仕組みです。
土佐市はバス停から300メートル圏外に全市民の約3割が住んでいて、「交通空白地」に住む人の足の確保が課題となっていました。
11月2日からの実証運行を記念し、市役所前で開かれた式典にはドライバーとして登録している市民や市の関係者が出席。板原啓文市長が車に乗って移動するデモンストレーションも行われました。
今回の実証運行は市の中心部に位置する高岡中学校区をエリアに実施。公共施設や病院、スーパーなど約150カ所に停留所を設けていてエリア内で乗り降りができます。
利用できるのは土佐市民で、前の日の午後5時までに電話かラインアプリで予約。1回500円で利用できます。
登録している車は16台あり、事故が起きた際は市が加入している保険で対応するということです。
土佐市・板原啓文 市長:
「高齢者による交通事故が発生したら最悪。そうならないために困らないような移動手段の確保が大事。解決策の一つになればいいなと思っている」
登録ドライバー・市原徹也さん:
「地元の人たちもなかなかバス停まで遠くて行けない人がいると聞いていて、自分も車で移動することが多いので、高知県民のおせっかいの気持ち、『そこまで行くついでやき乗っていきや』という気持ちでお手伝いができれば。ぜひたくさんの人に利用してもらえればと思っています」
実証運行は11月末まで行われ、市は利用者やドライバーにアンケートし、全市での本格運用に向けて検討していきたいとしています。









