県の消防広域化に高知市議会「非常にタイトで難しい」 スケジュール見直し意見相次ぐ
2026年9月10日(木) PM7時17分
高知県内の消防本部を統合する「消防広域化計画」。先日、須崎市が離脱を表明し先行きが不透明となっています。
そんな中、計画を審査する高知市議会の特別委員会が開かれ、統合までの期間が短いとして「見直すべき」との意見が相次ぎました。
委員:
「スケジュール、タイトすぎると話が何度もでていた。変更もなく話を進めていくのは無理がある」
県内に15ある消防本部を2029年をめどに統合する「消防広域化計画」。県が軸になり進めていますが、各市町村議会の議決が必要なため、高知市議会も特別委員会で内容を審査しています。
しかし先日、自治体のトップが集まった協議会でー
【9月3日 実務協議会】
須崎市・楠瀬耕作 市長:
「この会からの離脱をさせていただきたい」
須崎市長が「スケジュールありきで進み、ついていけない」として会の離脱を表明し、統合の先行きが不透明になっています。
【9月10日 特別委員会】
そんな中、9月10日に開かれた特別委員会では、高知市消防局から須崎市の離脱の経緯や、統合に向けた準備の説明があり、質疑が行われました。
委員:
「県の方は、各消防のシステムの現状を把握した上でスケジュールを立てているのか?」
広域化は「消防指令システム」を高知市に一本化するため、各市町村のシステムの違いを全て把握した上で再整備をしなければなりません。しかし県からはその違いが示されておらず、高知市が独自で調査していると言います。
高知市消防局・消防広域化担当 西岡勇人 参事:
「令和10(2028)年度に(広域)連合ができて、そこから調査を始めたのではとてもじゃないけど間に合わない。正直に申すと、令和16(2034)年に設置する(システムを)新しく更新するのは非常にタイト、難しいと感じております」
委員:
「スケジュールありきで進めていくということはいったん止めなければならないのではないか」
委員からは、統合までの期間の短さからスケジュールの見直しを求める意見が相次ぎました。委員会は会議の意見をとりまとめ、高知市の9月議会閉会前の28日に議長らとともに市長へ申し入れをすることにしています。










