【高知】県土木部の職員3人 申し合わせの上、未完のダム改築事業を“完了”と虚偽報告し懲戒処分
2025年10月30日(木) PM7時56分
高知県内のダムの改築事業で不適切な事務処理をしたとして、県の土木部の職員3人が懲戒処分を受けました。
謝罪:
「度重なる県職員の不祥事については誠に申し訳なく県民の皆さんに深くお詫びを申し上げます。申し訳ございませんでした」
戒告の懲戒処分を受けたのは県土木部の職員3人です。土木部は2023年、国が費用の50%を補助する古いダムの改築事業について県内事業者に用地測量調査を委託しました。
ところが事業者は期間内に書類作成が間に合わず、土木部の3人は申し合わせの上完了したと見せかけたうその検査結果を県に報告。県は事業者に委託料の589万円あまりを支払うとともに国に対して補助金の請求を行いました。
2025年度書類を確認したところ今回の事案が発覚。県は事業者に98万4500円の返還を要求しています。国に対しては補助金のうち49万2250円を返還し、月日が経っていることから加算金として9万5000円程度を支払う見込みです。










