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News- 高知のニュース

「農業の甲子園」来年、高知・徳島で開催 スムーズな運営へ高知でプレ大会

農業を学ぶ高校生たちが専門知識を競う全国大会が2026年、高知で開催されます。いわば「農業の甲子園」、その準備として県内の生徒たちによるプレ大会が開催されました。

7月16日、高知農業高校で行われたのは、農業の知識や技術を競う、その名も「農業鑑定競技会」。作物や器具などの実物や写真を見て、名称や特徴、使い方などを答え、点数を競います。

競技は園芸や食品、造園など8つの分野で行われます。計40問のうち、選択・記述問題は1つ20秒、計算問題は1つ40秒で解かなければいけません。

問題には、例えば「トマトは何科?」と問われるものがあります。
次のうちどれか分かりますか?
A.ナス科 B.ウリ科 C.アブラナ科

答えは…「A.ナス科」です。

また、トマトにつく害虫を食べ「生物農薬」として使われている虫の名前を答える、難しめの問題もあります。

こちらの正解は「タバコカスミカメ」です。

この競技は毎年、都道府県の持ち回りで行われている「農業クラブ全国大会」で実施されていて、全国大会は2026年に高知と徳島で開催されます。

16日はその準備大会として、高知県内で農業を学ぶ高校生508人が選手として参加。さらに、2026年の全国大会で運営を担う高知農業の1・2年生400人ほどが、スタッフとして汗を流しました。

生徒実施委員長 高知農業高校2年・大峯那華さん:
「農業鑑定競技は時間厳守なので、今日のプレ大会で出た反省点を元に、もっとスムーズに(全国大会は)運営できたらいいなと思ってます」

全国大会は2026年10月に徳島と高知で開催予定です。