「母親と一緒に生活していくのが無理だから殺した」高知市母親殺害の47歳男 初公判
2025年5月13日(火) PM7時10分
2024年高知市の住宅で70代の母親が息子に殺害された事件。殺人の罪に問われている息子は起訴内容を認め、「母親と一緒に生活していくのが無理だから殺した」と話しました。
殺人の罪に問われているのは高知市十津の無職三谷聡被告(47)です。三谷被告は2024年6月、高知市十津の自宅で同居する母・田鶴子さん当時76歳の首をロープで絞め、頸部を包丁で複数回刺すなどして殺害した罪に問われています。
5月13日の初公判で三谷被告は起訴内容を認めました。
検察は冒頭陳述で、同居していた父親に余命宣告がされたころから父の年金では暮らせない、田鶴子さんを殺し、自分も死のうと考えるようになった。事件の前日、父親が死亡し、すべてのことが面倒になり、田鶴子さんを殺害したと指摘。
弁護側は被告のパーソナリティ障害が事件にどのような影響を与えたか社会福祉士が更生支援計画を策定したことなどを述べました。
判決は5月20日に言い渡されます。