子供の自殺《夏休み明けに増加傾向》こどもの人権110番の受付時間延長など対策強化【高知】
2024年8月21日(水) PM7時41分
夏休み明けに子供の自殺が増えることから、法務局は無料相談窓口の受付時間を延長するなど対策を強化しています。
人権擁護委員・電話対応:「はい、もしもし。こどもの人権110番です。」
「こどもの人権110番」は学校でのいじめや体罰トラブルに悩む子供を対象とした無料相談窓口です。夏休み明け近くに子供の自殺が多くなることから、21日から「こどもの人権相談」強化週間が始まりました。
強化週間は8月27日までで、午前8時30分から午後7時までと普段より受付時間が2時間程度長くなっています。
また普段は受け付けていない土曜・日曜も午前10時から午後5時まで相談を受け付けています。
電話相談のほか、去年から新しくLINE相談が登場。学校で配布される「周知カード」などでQRコードを読み込み、友達追加するとチャットで気軽に相談できます。
高知地方法務局人権擁護課・藤原哲朗課長:
「夏休みが終わるころにですね、子供さんの自殺が全国的に増加するという痛ましい現状がありますので、どんなことでも構いませんので、ぜひご相談のお電話をいただければと思います」
去年の電話相談は84件でそのうち8件が強化週間中の相談でした。前の年と比べると
増加傾向にあります。
相談電話の番号は0120・007・110で子供だけでなく保護者からの相談も受け付けています。