実際に“話して、食べて”…知事が地元住民と交流「中山間の強みを生かし地域を元気にして欲しい」【高知】
2023年5月18日(木) PM6時35分
きょう18日浜田知事が訪れたのは、高知市の山あいにある鏡地域の集落活動センターです。知事は、就任1年目に地域の実情を把握するため「浜田が参りました」と銘打った座談会で34市町村を巡回。2021年度からは2巡目に入り「再び、浜田が参りました」と名前を変えて視察を行っています。
今回訪れた集落活動センター「梅の木」は、鏡地域にある梅ノ木や小山など4地区の活動拠点となっています。
この4地区の住民は、合わせて39世帯73人で、高齢化率は53.4%。人口減少と高齢化が課題となっています。集落活動センター「梅の木」は、集いの場として2019年11月から活動を行っていましたが、今年(2023年)3月に特産の山菜や梅の加工場を備えた施設をグランドオープン。地区でとれた「イタドリ」1トンを加工し、直販所などで販売しました。
イタドリ栽培・川崎文雄さん
「イタドリをもっと増やしたい。収入も上げたいと思っている」
浜田知事
「県内の生産地の横の連携は?連絡とったり教えあったり」
イタドリ栽培・川崎文雄さん
「2022年、鏡・柳野(いの町)・大野見(中土佐町)で協議会を立ち上げた」
地域住民の声を聞いたあと知事は、現在加工しているフキの佃煮を試食しました。
浜田知事
「あったかい、美味しい、お酒飲みたくなる」
知事は、実際に“話して、食べて”鏡地域の現状に触れていました。
浜田省司 高知県知事
「中山間地域は、人口減少・高齢化と課題は多いが、中山間にしかない山菜“イタドリ・ウメ”があるので、強みを生かして地域を元気にして欲しい。県も一生懸命応援したい」
集落活動センター梅・木生永慎一会長
「ちょっと背中を押して頂ければ出来る人はどこの地区にもいる。それを行政にはやっていただきたい」
次回の「再び、浜田が参りました」は、5月22日に安田町で行われます。