画像

  • 画像
  • 画像
  • 画像

News- 高知のニュース

《廃車から手りゅう弾のようなもの発見》模造品とみられることが判明…一時周辺が立ち入り禁止に【高知】

三木優花アナウンサー:
「廃車予定のこちらの車。工場の作業員が運転席の後ろに転がっていた手りゅう弾と思われるものを見つけました」

手りゅう弾のようなものが見つかったのは、いの町枝川にある金属処理工場「安岡金属」です。警察によりますと、5月28日午前9時ごろ作業員が工場に持ち込まれた廃車の運転席の後ろに手りゅう弾のようなものが転がっているのを発見しました。

見つかったのは1個で拳ほどの大きさ、表面全体がさびで覆われていたということです。見つけた作業員は爆発する危険があると思いすぐに工場長に報告しました。

通報を受けた警察が調べたところ模造品とみられることが判明しましたが、およそ2時にわたって工場から半径100メートルが立ち入り禁止となりました。

工場長によりますと、車は県内のもので、おそらく10年ぐらいは使われていなかったのではないかということです。車はこの工場で解体するのではなく、県内の自動車解体業者に引き渡す予定でした。

車の廃棄を依頼したのは持ち主の親族で、高齢だったことから車の中にある所持品を整理することなく先週、工場がそのまま引き取ったということです。

爆発の恐れはないことがわかったものの一時立ち入り禁止になった工場周辺にはバイパス道路や住宅地もありました。

最近のニュース