大阪・関西万博で「地方創生SDGsフェス」高知で農業を!県のIoP技術・環境保全型農業をPR
2025年5月28日(水) PM8時01分 <5月29日 PM6時54分 更新>
大阪で開催中の「大阪・関西万博」。5月28日から地方の魅力をPRするイベントが始まり、高知県や県内の自治体も出展しています。
出発進行セレモニー:「出発進行~」
28日から大阪・関西万博の会場で始まったのは「地方創生SDGsフェス」。「地方創生SDGs」とは内閣府が推進する持続可能なまちづくり施策で全国の自治体が特色を生かしながら地域の魅力を発信しています。
今回のイベントはその取り組みを多くの人に楽しく知ってもらおうと人気ボードゲーム「桃太郎電鉄」通称「桃鉄」とコラボし初めて開催されました。
初日の28日は「桃鉄」が大好きというお笑い芸人で地方創生SDGsフェスのPR大使を務めるミルクボーイが登場しました。
北は北海道から南は沖縄まで全国から52の自治体が参加していて、会場内はまるで「桃鉄」の世界に入り込んだような雰囲気です。
田村優介アナウンサー:
「高知県のブースですフォトスポットには県産の花々がずらりと生産量1位を誇るグロリオサもあります」
高知県のブースには家にいながら作物管理ができる未来の農業の姿をVRで紹介したり、害虫を食べて退治する虫「天敵」を使って農薬に頼らず栽培する県の特産ピーマンやナスなどが展示されていました。
高知県のブースを体験(兵庫から):
「第一次産業がこんなにハイテクになっているっていうのが全然知らなくて、すごいびっくりしたよね。(高知に)ぜひ行ってみたいと思いました」
高知県環境農業推進課・鍋島怜和チーフ:
「高知県が先進的に取り組んでおります、IoP技術でしたり、環境保全型農業といったような様々な先進的取り組みがございますので。こういった魅力をぜひ知っていただいて高知県にも来ていただければありがたいです。高知県で農業やってみようかなっていうところにまでつながると非常にうれしい」
大川村、大豊町、本山町、土佐町の嶺北地域4町村が共同で出展するブースには土佐町のスギの丸太が使われていて嶺北の自然や観光を動画などで紹介しています。
地方創生SDGsフェスは6月1日まで大阪・関西万博内の「WASSE」という会場で開かれていて予約不要で楽しむことができます。