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News- 高知のニュース

子供も大人もハマる楽しい世界 パンどろぼう“生みの母”企画展 【高知】

子供も大人も思わずハマってしまう楽しい世界が広がります。高知市在住の人気絵本作家・柴田ケイコさんの企画展が県立文学館で開かれています。

海の中を進む潜水艦の横では…コックと料理が泳いでいたり…
しろくまくんが“浸かって”いるのはお弁当箱の中のいなりずし。

高知県立文学館で開かれている「柴田ケイコ展~ちゃかぽこカーニバル~」。ユーモアあふれる絵本とイラスト作品の原画などおよそ190点が展示されています。

柴田ケイコさんは2016年に「めがねこ」で絵本作家デビュー。代表作「パンどろぼう」はシリーズ累計160万部を突破しています。原画のほか、会場には柴田さん手作りの立体作品も。片方は「おじさん」、もう片方は「アザラシ」が描かれていてヒゲを引っ張って遊ぶことができます。

かわいいイラストが的になった輪投げコーナーも大人気です。壁には難攻不落の「1000点」の的があり、子供だけでなく大人たちも思わず白熱していました。

またこの企画展のために柴田さんが制作したアート作品も。

澤 実生記者
「こちらの展示作品、小さくて見えづらいです。が、会場にある虫眼鏡をつかって覗き込むと…米粒に個性的な顔が描かれているんです」

水性ペンでひとつひとつに違った顔が描かれた「コメツブアート」です。それぞれに名前があり、こちらの3つは「馬場さん」「剣持さん」「田中さん」です。
実はここには仕掛けがあり、名前の頭文字をつなげて読むとある言葉になります。会場で実際に見てぜひ解読してみてください。

そのほか柴田さんが生みだしたキャラクターになりきることができる顔出しパネルもあります。パネルの裏にある重しの袋にもイラストが描かれていて遊び心満載です。

大阪から
「こういう細かいのもですけど世界観が出てて全部どこ見ても楽しいなって思う」
高知市から
「癖が強いというか、すごい立体的な感じがかわいいですね」

「柴田ケイコ展~ちゃかぽこカーニバル~」は県立文学館で3月26日まで開かれています。

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