【高知】県農業振興部主幹、無断で公印を押印するなど不適切事務処理で懲戒処分 退職の意向
2025年8月27日(水) PM7時30分
契約相手への文書を決裁を通さずに作成し、無断で公印を押印するなど不適切な事務処理をしたとして、高知県の職員が懲戒処分を受けました。
減給10分の1、3カ月間の懲戒処分を受けたのは、県 農業振興部の主幹です。
この職員は昨年度、前の所属部局で請求書8枚分の支払いを放置しあわせて10万円余りを私費で支払い、それらの請求書を紛失。
さらに契約相手への文書を未決裁で作成し、無断で公印を押印し送付したということです。
この職員は過去に2度、不適切な事務処理によって戒告などの懲戒処分を受けていました。
職員は27日付けで退職の意向を示しているということです。
県の総務部長は、
「このような事態を再び起こさないよう、公務員倫理の確立と綱紀の粛正を徹底する」とコメントしています。