画像

  • 画像
  • 画像
  • 画像

News- 高知のニュース

藤川球児さん『龍馬』を語る「道は自分でつくるんだ」“後輩”阪神・ドラ1森木大智投手にアドバイスも

藤川球児さん「龍馬も脱藩したり、人と人をつなげていくみたいな、先のことは分からなかったと思う。僕は(けがのため目標を)アメリカで見失った時に『龍馬伝』を見てみんな道はないんだと分かったんです。道は自分でつくるんだと思った」

ふるさとの偉人坂本龍馬について熱く語る高知市出身の藤川球児さん。
11月13日、高知県立坂本龍馬記念館の開館30周年を記念したシンポジウムに登場しました。

藤川球児さん「(現役時代)抜群の成績を残し続けたのは、言った以上それから下がる道を選んではいけない。一回吐いた言葉は絶対飲まない。それを長年していくと信用・信頼。すごく時間はかかります。だけど失うのは一瞬なんですよ。自分の意志を曲げたときです」

現在、阪神タイガースの特別補佐として古巣を支える球児さん。
龍馬のような、リーダーのあるべき姿について。

藤川球児さん「個の強さ、個人、一人一人の強さが大事になります。そこを磨かなければ組織でも活躍でできません。そして組織のリーダーが力が無ければそれ以上の個は生まれません。会社だったり監督だったりコーチだったりっていうのが上でふさいではいけない」

来場者は藤川さんの龍馬や野球への思いを通して気持ちを新たにしていました。

(大阪から)球児ファンの高校生「これから何かをしていくときに自分の意思を持って、藤川さんがおっしゃっていた有言実行とか信念とかを持って、これからの原動力にしていきたい」

また講演のあと藤川さんは先日、阪神からドラフト1位指名を受けた高知高校の森木大智投手にこんなアドバイスを送りました。

藤川球児さん「プロ野球というのは、非常に目標が高い、志が高い人間こそ達成できる目標というのがありますから、龍馬が持った志を、『うわぁ!何言ってんねん!』って周りから思われるくらいの一言を、入団会見あたりで残してもらえると僕的には嬉しいかな」
【2021年11月15日放送】