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News- 高知のニュース

高知丸高 国交省から表彰「世界に挑戦できる企業に」傾斜が急な場所での工事に適した特殊技術とは【高知】

海外で活躍する建設企業に贈られる国土交通省の賞に高知市の「高知丸高」が選ばれました。

日本企業の海外進出を後押しするため国土交通省が2017年に創設した「JAPAN コンストラクション国際賞」。

今回海外のインフラ整備などを行なう「中堅・中小建設企業部門」に7社の応募があり、高知丸高を含む2つの企業が受賞しました。

高知丸高の強みは「SqCピア工法」。一般的に橋をかける際には「下から上」に橋脚となる杭を打ち込むことから始めます。しかしこの工法は逆で橋の上部を前に伸ばした後、「上から下」に杭を打ち込む特殊な技術です。そのため傾斜が急な場所の工事にも適しています。

パキスタンの国道工事では道幅が狭く急カーブが多い山岳地域において、およそ2年半の工事を無事故無災害で完了したことなどが今回評価されました。

高知丸高 高野一郎社長 
「コロナが落ち着けばインフラ輸出のチャンスもあると思いますのでそのためにも色々技術を開発して人材も育てて、高知発の世界に挑戦できる企業になっていきたい」