「君は二度とバレーができない」“大病”乗り越えコートに戻った仲間と春高に挑む《高知商業》
2026年10月28日(水) PM7時29分
毎年1月に東京で行われる全国の高校生バレーボーラーにとっての夢舞台・春の高校バレー。そんな春高バレー出場の切符をかけた高知県予選が10月31日(土)いよいよ始まります。
部員たち:
「愛してるぜ高知商業 気持ち込めて歌うのさ~」
県内最多36回の春高バレー出場を誇る高知商業高校男子バレーボール部です。春高2年連続出場中のディフェンディングチャンピオン。3年連続を狙う2026年のチームは…
高知高校男子バレー部・山本昭二 監督:
「毎年のことですけど、本校は3年生を中心にチームをつくっている。3年生がコートの上に立ってと」
2026年は全ての県大会で準優勝、ライバル・高知高校の後塵を拝してきました。そんな中、3年生たちには特別な思いが。
高知商業男子バレー部 3年・長野晃生キャプテン:
「角江の分まで」
高知商業男子バレー部 3年・森岡大貴 選手:
「3年生のみんな角江のために頑張ってきた」
選手たちが口にする「角江」とは、3年生の角江彰人選手のこと。34人の部員の中で唯一の県外・大阪出身です。
県外の高校で春高の舞台を目指したいと進学した高知商業では、唯一1年生からメンバー入りし、将来を嘱望されていました。しかし…
高知商業高校 3年・角江彰人 選手:
「2025年の今頃、ちょうど血液の病気が発覚してそこからずっと入院で」
2025年の春高予選決勝の2日前、病気が発覚。診断された病名は「骨髄異形成症候群」という重い血液の病気。長期の入院生活を強いられました。
高知商業高校 3年・角江彰人 選手:
「僕の病気自体、病気からスポーツできる人ってあんまりいなくて、事例もなく、医者からも君はもう二度とバレーボールができないと言われてきて、本当に悔しくて」
そして、もう一度大好きなバレーボールをするため、病気に立ち向かいました。そんな彼の姿は結果が出ず、ばらばらになりかけていたチームをひとつにしました。
高知商業男子バレー部 3年・長野晃生キャプテン:
「自分たちも勝ちたいという思いはあるが、彼はすごい思いがあるし、彼の分も自分がしっかりやっていかなきゃって思い」
約5カ月の入院生活を経て2026年復帰した角江選手。以前のようなプレーができるまでに回復し、実践復帰の場が春高の県予選です。
高知商業高校 3年・角江彰人 選手:
「来年こそ春高に出て活躍したいという気持ちがあってここまで復帰して戻ってこられたので、逆にみんなを勝たせたいというのが一番。自分が出てみんなを最後は笑わせたい」
春の高校バレーの県予選は男女ともに10月31日(土)に開幕、11月8日(日)に決勝戦が行われます。









