小学校教師、予定の2倍以上《221人》合格 激しい“奪い合い”と昨年の大量辞退が背景【高知】
2026年9月16日(水) PM7時14分
高知県教育委員会は、来年春に採用する公立学校の教師の合格者数を発表しました。
小学校の教師は採用予定数の2倍以上に合格を出していて、背景に自治体間での教師の奪い合いがあると考えられます。
公立学校教師の採用試験は2026年5月から8月にかけて実施されました。県教委によりますと、小・中・高と特別支援学校など全ての公立学校教師の合格者数は382人です。
このうち小学校教師の合格者数は221人。採用予定数100人の2倍以上となっています。
多くの合格者を出す背景には、全国の自治体の間で小学校教師が激しい奪い合いになっていることがあります。こうした中県教委は、高知のほか大阪にも会場を設けて1次試験を実施。
2025年からは、高知県を就職先の第一志望にする大学3年生を対象にした試験も行うなど人材の確保を進めています。
しかし、2025年の採用試験では130人の予定数に対して260人に合格を出したものの、その後6、7割が辞退してしまいました。県外出身者が地元の採用試験でも合格したため辞退したとみられます。
県教委は合格者の辞退を防ぐため、合格者を対象にしたオンラインでの交流会を企画し、10月に初めて行うことにしました。
担当者は「定期的に合格者と連絡を取り合うことで、不安の解消と高知での就職につなげていきたい」としています。










