災害関連死を防げ 「温かい食事」「トイレ」提供の支援車両を15台整備 よさこい祭りにも活用【高知】
2026年7月29日(水) PM7時28分
避難所で「温かい食事」と「きれいなトイレ」を。高知県が整備した災害支援用の車両がお披露目されました。
浜田知事:
「いただきます。(食べて)牛すじが入っている?不思議な味」
キッチンカーを巡ってグルメを楽しむ浜田知事。これはイベントではありません。県庁の駐車場にずらっと並ぶのは「災害支援用の車両」です。
県は南海トラフ地震などの大規模災害に備え、国の交付金や県の補助金を活用してトイレカーとキッチンカー、合わせて15台を整備しました。最大の目的はー
浜田知事:
「痛ましい災害関連死を少しでも減らしていくと」
2024年発生した能登半島地震では、石川県内で500人以上が「災害関連死」により亡くなりました。
高知県は2026年3月に更新した南海トラフ地震の被害想定で、災害関連死により最大2600人が犠牲になると見込んでいて「避難所の環境改善」が課題です。
15台のうちトイレカー5台は県が。その他のトイレカーとキッチンカーはミタニ建設工業など9つの民間事業者が管理します。
民間事業者は職場やイベントなどで車両を自由に使えますが、県と協定を結んでいて、災害時には県の要請を受けて食事やトイレが不足している避難所に駆け付けます。
県・危機管理部 江渕誠 部長:
「南海トラフ地震は切迫度が高まっております。多数の避難者が出ると想定しております。トイレカーキッチンカーを現場に向かわせて皆さんの避難環境の向上に努めたいと考えております」
ちなみに、災害時以外にはこんな使い方も。
川辺世里奈アナウンサー:
「高知県のトイレカーは2026年のよさこい祭りで“トイレ不足解消”にも活用されます。洋式で水洗となっています」
県は、これらの車両を県内各地のイベント会場などで展示し、県民の防災意識向上にも役立てたいとしています。










