ユニークな食虫植物がずらり!ミジンコを一瞬で吸い込む植物も…牧野植物園で企画展【高知】
2026年7月27日(月) PM7時21分
過酷な環境で植物が生きるための術を学べます。高知市の牧野植物園で虫を捕らえて生きる「食虫植物」をテーマにした企画展が開かれています。
大きく口を開けたような姿の植物。左右にギザギサしたとげのようなものもあります。これは北アメリカなどに分布するハエトリグサです。その名の通り、ハエなどの小さな虫を挟み込んで捕まえる植物です。
牧野植物園では園の圃場で食虫植物を栽培していて、今回の企画展では虫を捕らえる方法を4つのタイプに分けて紹介しています。
先ほどのハエトリグサは虫を挟む植物でしたが、こちらは獲物を落として捕らえるウツボカズラの仲間です。葉っぱが袋状になっていて底には消化液が。中に落ちてきた虫を消化し養分を吸収します。
特にフィリピン・ミンダナオ島に分布するネペンテス・トルンカタは虫を捕まえる袋が大きく、カエルなど小さな動物も食べてしまうそうです。
続いては虫をくっつけて捕らえる食虫植物。モウセンゴケの仲間で、カメラで近づいてみると葉っぱに透明な液が出ているのが分かります。液はネバネバしていて、これで虫を捕まえます。
そして最後は少し地味ですが、吸い込んで捕まえるタヌキモの仲間。水中を漂うミジンコなどが、葉っぱの近くにある小さな袋に触れると、水ごと一気に吸い込んでしまいます。
牧野植物園 企画監・丹羽誠一さん:
「普通、植物というのは虫を捕らえたり急に動いたりはしないんですが、ハエトリグサのように独特な形であったり動きをするのが非常に魅力的。多様な食虫植物をご覧になっていただけたらと思っています」
過酷な環境下で生き抜くために進化した食虫植物。食虫植物展は8月30日まで牧野植物園で開かれています。










