《黒潮のKOキング》市原涼、全日本新人王の凱旋試合でTKO勝ち デビューから9戦9勝9KO【高知】
2026年5月11日(月) PM7時32分
5月10日、高知市でプロボクシングの大会が開催され2025年末、全日本新人王に輝いた市原涼選手が凱旋試合に臨みました。
控室でミットを目がけパンチを打ち込んでいるのは、高知市出身のプロボクサー・市原涼選手(23)です。
市原選手は2025年12月、スーパーバンタム級の全日本新人王を獲得しました。強烈な右ストレートを武器にこれまで8試合をすべてKO勝利。「黒潮のKOキング」と呼ばれる期待のボクサーです。
記者:
「きょうの調子は?」
黒潮ボクシングジム・市原涼 選手:
「調子はめっちゃいいです。いつも通りという感じです」
記者:
「緊張は?」
市原涼 選手:
「緊張はありますね。これは慣れないです」
今回は体重を合わせて、一階級上のフェザー級の選手と対戦します。
市原涼 選手:
「(相手は)すごい自信のありそうな感じでしたね。フェザー級並みのパワーがもちろんあると思うんで、気持ちを折りにいく。新人王もとって、期待もしてくれているんでそれに応えられるような試合、勝ち方もしっかりとこだわっていきたい」
約750人の観衆が見守る中試合が始まりました。赤いグローブの市原選手は序盤、積極的にジャブをついて相手との間合いを探ります。市原選手のパンチが徐々にヒットしていきますが、相手もしっかりと打ち返し追撃のすきを与えません。
試合が動いたのは第3ラウンドでした。相手の打ち終わりを狙いすました市原選手のワンツーがさく裂しました。ダウンを奪ったように見えましたが、相手は手をついておらずダウンではありません。
その後も着実に相手を追い詰める市原選手。決着は第5ラウンドでした。負傷で片目がふさがった相手をレフリーが試合続行不可能と判断し、TKOで勝利しました。
記者:
「きょういかがでしたか?」
市原涼 選手:
「楽しかったです。気持ちの強い選手と試合ができて、そういう選手に勝てたということが良かった。地元で(試合を)するっていうのはプレッシャーもありますけど、自分を知ってくれている方が応援に来てくれる数少ない試合なんで、勝つことができて楽しかった。今後の目標は、とりあえず日本チャンピオンで今日本ランカーに入ってるので、どんどんランキング上げて日本タイトル挑めれば」
会場を訪れた市原選手の2人の姪も、リングで戦う市原選手はカッコよかったと勝利を喜んでいました。
今回の試合で市原選手は9戦9勝9KOとなりました。日本タイトルの前に獲得を目指すのが、23歳以下の上位選手で争われる日本ユースチャンピオンです。現在日本ランク11位の市原選手には、出場資格があるということでぜひ目標を叶えてほしいですね。
さらに今回、黒潮ジム期待の新人が出場しました。岡豊高校出身の19歳、川崎一斗選手です。スーパーフェザーの3戦目に臨んだ川崎選手は得意のジャブで試合を優位に進め、見事勝利を収めました。
今後もおらんくボクサーの活躍に期待したいですね。










