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News- 高知のニュース

「泣きながら宿に」修学旅行生ら168人犠牲、紫雲丸沈没事故から71年 南海中学校で慰霊式【高知】

71年前のきょう5月11日、四国と本州を結ぶ宇高連絡船「紫雲丸」が高松市の沖合で貨物船と衝突し沈没。修学旅行で関西へ向かっていた高知市・南海中学校の生徒28人を含む168人の尊い命が失われました。

きょう5月11日は慰霊式が開かれ、南海中の生徒や遺族など約220人が出席。慰霊碑に花を手向け、祈りを捧げました。

亡くなった生徒の同級生、山本元子さん86歳です。事故に遭った生徒たちとは別の九州へ向かうコースだったため助かりました。

山本元子さん(86):
「(同級生の死を知った時は)泣きながら宿に着いたことを覚えています。(事故の翌日)岡山から高松に渡る船の上から助かってほしいという気持ちがいっぱいで帰路につきました」

山本さんは慰霊式で中学生に向けこのように呼びかけました。

山本元子さん(86):
「この紫雲丸の事故を語り継いで命の大切さを学び、ご自分を大切にそして周りの方も大切にしてしっかりと生きてください」

南海中の生徒:
「過去を過去で終わらすのではなくて、次の世代にも受け継いでいきたいと思いました」

南海中学校の2年生は12月の修学旅行で事故現場近くの香川県・与島に立ち寄り、犠牲者の追悼を行う予定です。