画像

  • 画像
  • 画像
  • 画像

News- 高知のニュース

兄妹そろって快挙!清岡幸大郎&清岡もえが全日本レスリングでW優勝 幸大郎選手は「天皇杯」も

高知のレスリング界にまた一つ輝かしい歴史が刻まれました。この週末に行われた全日本選手権大会で、高知南高校出身の清岡幸大郎選手と妹のもえ選手がきょうだいそろっての快挙を成し遂げました。

まずは21日にあった最終日の大会から振り返ります。男子フリースタイル65キロ級の決勝。カクシングループの清岡選手は山梨学院大の須田宝選手と対戦しました。

清岡選手は序盤から積極的な攻撃を見せ第1ピリオドを3-0とリードします。続く第2ピリオドも鮮やかなタックルなどで5-0とさらに引き離します。終盤に2ポイントを許したものの、終始試合を優位に進め、2年ぶり2度目の頂点に立ちました。清岡選手は今大会の最優秀選手に贈られる「天皇杯」にも選ばれました。

次は女子53キロ級に出場の妹・清岡もえ選手。20日の決勝ではシード選手と対戦しましたが、鋭いタックル攻撃などで勝利を収め、2連覇を達成しました。

さらにもう一人の注目の選手。女子57キロ級の決勝、高知東高校出身の徳原姫花選手がパリオリンピック金メダリストで公式戦149連勝中の藤波朱理選手と対戦しました。

序盤、金メダリストに一歩も譲らない戦いを見せます。先制点を許しますが藤波選手の体を大きく押し倒して2-1と逆転。徳原選手の猛攻で藤波選手の息は大きく上がります。しかし終盤試合巧者、藤波に徐々にポイントを奪われ善戦むなしく2-4で敗れました。

一時は女王を脅かす戦いを見せた徳原選手。今後に大きな期待が持てる一戦となりました。