“農民の農民による農民のための”運動会 農業要素満載のユニークな競技で盛り上がる【四万十市】
2025年12月15日(月) PM7時30分
四万十市で行われたこじゃんとユニークな運動会の話題。農民の農民による農民のための運動会です。
13日、四万十市西土佐で行われたのは2025年で33回目となる農民運動会。地域のJAに所属する若手農家が開催する恒例イベントで、農業経験の有無や年齢は関係なく誰でも参加できます。
参加者:
「82(歳)です。毎年参加してますよ、百姓の一人として」
農民運動会というからには、競技に「農作業」の要素が取り入れられているんです。運動会のド定番・リレーでは野菜などの農作物をバトン代わりに。
稲わらなどを束ねる「縄ない」の技術を競う競技も。制限時間内に長い縄を作ったチームが勝利ですが…
参加者:
Q難しい
「これは思った以上に…最悪」
さらに…
主催者:
「問題です、3×2-4は?」
「農協職員採用試験」と題した競技は頭を使うクイズに答えたあと、お茶とパンの早食い。中でも一番の盛り上がりを見せたのは…
参加者:
「真っすぐ!真っすぐ」
「猪追い」という競技です。イノシシの被り物をし前が見えない四つん這いのイノシシ役がその場でぐるぐる回転し、目が回った状態で走り出すなんともユニークな競技。
誘導役:
「真っすぐ真っすぐいってください。左!左左!」
誘導役が声で指示したり野菜の栽培などで使う「支柱」で叩いたりして誘導します。夫婦で「猪追い」を体験した参加者は。
参加者:
Qイノシシはうまく誘導できた
妻:「はい!真っすぐ歩いてくれました。ありがとうございました」
Qクセになりそう
夫:「家でもっとやられてるから大丈夫です」
妻:「そんなことはない」
2025年の農民運動会も大盛況。参加者は「普段会えない人とも顔を合わせることができ、交流の輪が広がっていい」と話していました。










