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News- 高知のニュース

地元企業を変える!高知商業高校の「こじゃんと探究」斬新なデザインの制服やPR戦略で企業の課題解決へ

地域の企業を盛り立てるため、若い人たちのフレッシュなアイデアが集まりました。企業が抱える課題の解決に向け、高校生たちが半年間研究してきた成果を披露する発表会が開かれました。

「こじゃんと探究」と銘打ったこの取り組みは、高知さんさんテレビが2024年度からスタートした学習支援事業の一環です。高知商業高校では、2025年9月から特進コースで学ぶ3年生約30人が班ごとに分かれて企業の研究を進めてきました。

特殊な基礎工事などを手掛ける高知市にある「高知丸高」のPR動画を作成する班。まだ具体的な将来の夢が決まっていない小学生をあえてターゲットに設定し、ネジとカナヅチをモチーフにしたイメージキャラクターも考えました。

高校生:
「リボンをつけるなど、子どもにも親しみを持ってもらえるようにかわいく仕上げたことです」

企業の担当者の反応は上々です。

企業担当者:
「一番最初はなかなかすごい絵を描いてくれた。それをここまで完成度をあげてくれたので、すごい良かった」

物流やビルメンテナンスを手掛ける高知市の「ダイセイ」を担当した班。魅力ある職場づくりにつなげるために着目したのは、制服です。

高校生:
「働きたいと思ってもらえるきっかけになり、会社のイメージアップにもつながると考えたからです」

仕事が終わった後そのまま買い物にも行けるようにと素材やデザインを工夫したそうです。

ダイセイ物流システム課・見元美佳マネージャー:
「私たちにはない発想。そもそも制服は私たちも注力してきたが、なかなか正解が分からないのが実情。担当者に持ち帰りたい」

女子高校生:
「全員で課題について考えることで達成感を感じることができた。実現できたらうれしい」

26日はこのほかにも高知銀行やミタニ建設工業の担当者も参加し、過疎地域でのサービス維持にどう対応していくかや、地域のにぎわい創出に向けた方法などについて、生徒たちが提案していました。

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