『パンどろぼう』作者・柴田ケイコさんが第40回龍馬賞を受賞「高知県だからこそ生まれた作品」
2025年10月31日(金) PM7時02分
坂本龍馬に続く人材を高知から輩出しようと創設された「龍馬賞」の受賞者が31日発表されました。高知だけでなく全国にファンが広がるあのキャラクターの生みの親です。
明神康喜 記者:
「龍馬賞の受賞者が先ほど会見で発表になりました。今回の会見は受賞者ご本人も出席されたんですがどなたかおわかりになりますか?」
第40回という節目の龍馬賞の受賞が決まったのは、高知市在住の絵本作家・柴田ケイコさんです。
柴田ケイコさん:
「名誉ある龍馬賞をいただいて、本当に驚きと感動しております」
高知市を拠点に活動する柴田さんは絵本「パンどろぼう」シリーズが累計480万部を突破し、令和で最も売れている児童書となりました。「パンどろぼう」は2023年、全国の書店員が選ぶ「絵本屋さん大賞」で1位に輝き、9月には高知市で人形劇として上演、アニメ化も決定しました。
龍馬賞受賞決定を「パンどろぼう」が聞いたらどんな感想をもらすでしょうと尋ねると-
柴田ケイコさん:
「(パンどろぼうなら)頑張ってきてよかったね。これからも頼むぞって言いそうな感じですね。おいしいものとか自然豊かで県民性のあたたかさとか、いろんなことに恵まれている高知県だったからこそ、こういう絵本が生み出されたのではないかと思っております。まだまだ龍馬さんには届きませんけど、マイペースにこれからも作っていきたいなと思っております」
龍馬賞の授賞式は龍馬の誕生日であり命日でもある11月15日に行われます。













