【高知】県土木部の職員3人 できていない委託事業を“完了”と虚偽報告し懲戒処分
2025年10月31日(金) AM11時44分 <PM2時00分 更新>

高知県内のダムの改築事業で不適切な事務処理をしたとして、県の土木部の職員3人が懲戒処分を受けました。
謝罪:
「度重なる県職員の不祥事については誠に申し訳なく県民の皆さんに深くお詫びを申し上げます。申し訳ございませんでした」
戒告の懲戒処分を受けたのは県土木部の職員3人です。土木部は2023年、国が費用の50%を補助する古いダムの改築事業について県内事業者に用地測量調査を委託しました。
事業者が期間内に成果物の納品をできなかったにもかかわらず、土木部の3人は適切な処理を行いませんでした。
その結果、県は事業者に委託料の589万円あまりを支払うとともに国に対して補助金の請求を行いました。
2025年度書類を確認したところ今回の事案が発覚。県は事業者に98万4500円の返還を要求しています。国に対しては補助金のうち49万2250円を返還し、月日が経っていることから加算金として9万5000円程度を支払う見込みです。
【訂正・31日正午】当初、職員3人が申し合わせをした上で虚偽の検査結果を報告したとしていましたが、正しくは申し合わせをしていませんでした。












