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News- 高知のニュース

《72年間》稼働の下知ポンプ場の建て替え工事、高校生が見学 津波の避難場所にも【高知市】

老朽化のため建て替え工事を行っている高知市の下知ポンプ場を高校生が見学しました。

竹久祐樹 記者:
「私の後ろにある建物、柱やパイプにはさびが目立ちます。これは70年以上、現役で稼働しているポンプ場です。奥では新しいポンプ場の整備が進んでいます。」

高知市青柳町にある下知ポンプ場は1952年に運用開始され、既に72年が経過。新しい施設は耐震と耐津波化を図り、排水能力を1.5倍に向上させます。

9日、工事現場を高知工業高校土木科の1年生約40人が見学しました。生徒たちが向かったのは完成したばかりの新ポンプ場の屋上。ここは津波が押し寄せてきた際の緊急一時避難場所にもなります。たまった雨水などを川へ排出したりするための設備を取り付ける工事を見学していました。

高知工業高校・1年生:
「いつもは机で勉強することが多いので、現場で実習できるのはとてもいい体験になりました。」

高知工業高校・1年生:
「お父さんがやっている仕事に就きたいと思っているが、その仕事では下水関係の方と関わることもあると言っていたので、見えないところで支えてくださっている人たちがいることを心に置きながら仕事に取り組んでいきたい」

新しいポンプ場は、2026年度中の運用開始を目指しています。

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