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News- 高知のニュース

紙を“重ねて”世界の街並みを表現『チャールズ・ファジーノ 3Dアート展』高知大丸で開催中

立体的に飛び出す3Dアートの作品展が高知市で始まりました。

三木優花アナウンサー:
「こちらのきらびやかなニューヨーク・ブロードウェイを再現した作品。どこか奥行きがあるように感じませんか?それもそのはず、近くで見ると紙を重ねた立体的な作りになっているんです。躍動感があって引き付けられます」

高知大丸4階で10月1日に始まった3Dアート展では、世界の街並みを描いた作品など約40点が展示販売されています。作者はニューヨークを拠点にポップアートを手掛けるチャールズ・ファジーノさん。幼少期に飛び出す絵本に魅了され、10代のころから3Dアート作品を作ってきました。

こちらの色鮮やかで暖かみを感じる作品は、日本列島が細かく描き込まれている新作です。日本を代表するスカイツリーや東京タワーのほか、実は四国もあるんです。親日家であるファジーノさんは多くの作品で富士山を描いています。

高知市から訪れた人:
「作者の方が外国の方なので外国テイストだなと思って見ていたんですけど、そういう方が日本をどういう目線で見てるのかなっていうのは興味引かれました」

描いた絵を版画にし、2層3層と重ねることで飛び出すアートを作り出しています。ラメや角度によって輝き方が違うストーンを使うこともファジーノさんの特徴の一つ。ポップなタッチに輝きが加わることで見る人の胸も高鳴ります。

2024年、ドジャースが優勝したときのロサンゼルスの様子を表現した作品です。花火の音や歓声が今にも聞こえてきそうです。

三木優花アナウンサー:
「こちらはキャンバス生地に直接描いた一点ものの作品。擬人化した歯磨き粉や頬を赤らめた歯が飛んでいたりと歯医者の様子が楽しく描かれています」

ポップな歯医者の作品が多いこともファジーノさんの作品の特徴です。子どもたちに歯医者を怖がらないでほしいという気持ちから生まれたシリーズです。

正規販売取扱店・中務多絵 販売アドバイザー:
「見る人を本当にワクワクさせる、飛び出す絵本の世界観になっておりますのでお子様からお年を召した方まで楽しんでいただけるアートとなっております」

「チャールズ・ファジーノ 3Dアート展」は10月7日まで開催されています。

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