高知銀行で内定式 河合頭取『高い倫理感持つ銀行員に』内定証書はデジタルで交付へ
2025年10月1日(水) PM6時54分
10月1日は多くの企業で内定式が行われ、内定者たちが新社会人となる2026年春に向け気持ちを新たにしました。
緊張した面持ちで座っているのは2026年4月1日に入行する高知銀行の内定者たちです。内定式は高知と大阪の会場で行われ、高知市のホテルでは内定者38人が式に臨みました。
内定者代表で挨拶にしたのは地元出身で高知工科大学4年のウヤルなずるさん。大学のゼミの経験から、地域とともに歩む仕事に携わりたいという思いを抱いたといいます。
内定者代表・高知工科大学4年 ウヤルなずるさん:
「地域の食品ロス削減を目指した商品企画の取り組み、企業の方々のご協力を得て企画した商品の販売まで実現させることができました」
2025年6月、全国の地方銀行で初の女性頭取となった河合祐子頭取は「悔いのないように入行までの時間を過ごしてほしい」とした上でー
高知銀行・河合祐子 頭取:
「銀行員というのは世の中から見た場合に誠実で真面目でしっかりやっているという高い倫理感、コンプライアンス意識を持っている。本日から自分はそういう目で見られる銀行という仕事を選んだということを今一度考えていただいて、お客様や地域から信頼される銀行員になっていただきたい」
これまで一人一人に手渡されていた内定証書は2025年度から「デジタル交付」に。後日メールで送られるということです。
内定者:
「4月から新社会人として頑張っていこうという気持ちがだんだんと芽生えてきました」
Q残りの学生生活は
「今しかできない経験をしていきたいなというふうに考えています」
内定者:
「大学でアメフトを始めたのも新しいことをしたかったから。今、考古学の勉強をしているんですけど、そこから全く新しい金融の世界に飛び込むということで新しいことをしたいという意味でも高知銀行を選んだので、そこで頑張っていけたらなと思っています」
高知銀行は57人が内定していて、2026年4月の入行までに内定者同士の交流会が予定されているということです。