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News- 高知のニュース

【高知】石破首相の辞任表明受け県内の反応は 尾崎衆議院議員「党の分裂も回避され政治が前に進む」

石破首相:
「このたび私は自由民主党総裁の職を辞することと致しました」

石破総理大臣は7日夜、自民党総裁を辞任する意向を明らかにしました。8日予定されていた「総裁選前倒し要求の意思確認」直前の辞任表明。石破総理は「意思確認に進めば党内に決定的な分断を生みかねない」などと決断の理由を述べました。

県民の反応はー

会社員(90代):
「びっくりしましたね。すごく真面目な方で一生懸命勉強しておいでたっていうからね。努力されるんじゃないかなって思ってたんですけどね」

自営業(50代):
「もうちょっと早い決断があっても良かったのかなと」

大学生(10代):
「辞任も菅副総裁とかに言われてやっとみたいな感じだったんで。(辞め方が)あんまり良くない」

個人事業主(40代):
「もう少し生活を豊かにできるような方が総裁になればいいかなと思います」

いわゆる“石破おろし”の先駆けとなったのが自民党県連でした。7月の参院選開票翌日に役員6人が「石破総裁の早期退陣を求める文書」を発表。しかし中谷会長は「県連の正式文書ではない。しっかり議論すべき」との見解を示していました。

そして7日午後、「総裁選前倒し」を求めるかどうか県連で正式決定するため、議員や地域支部などによる投票を実施。最多得票で「要求する」と決定した直後での辞任表明でした。

「早期退陣」を求めていた県連の副会長・尾崎正直衆議院議員はー

尾崎正直 衆議院議員:
「よくご決断をされたなと思いました。それは敬意を表したい。ご自身もまだやりたいこともあられたでしょうし心残りもあられたでしょうけど、これによってしっかり責任を取るということが明確になったし、次の総裁選のプロセスに進むことができるようになった。なによりも党の分裂も回避され政治が前に進むようになった。これは大きいと思う」

一方、7月の参院選で野党の支持を受け当選した無所属の広田一議員はー

広田一 参議院議員:
「(辞任は)遅きに失したということだと思います。一国のリーダーは選挙に対する結果責任は大変重いし、潔く取らなければならない。また石破総理を引きずり下ろそうと、いわゆる裏金議員や麻生派などの派閥が露骨な行動を取り続けました。これは古い自民党そのものではないでしょうか」

浜田知事は「防災対策の強化にも注力されていた中、志半ばで辞任を表明されたことは大変残念。新総裁の選出後は国政を着実に前進させていただくことを期待します」とコメントしています。

臨時の自民党総裁選挙については9月22日に告示、10月4日投開票という案が出ています。

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