『予土あす青春18プロジェクト』高知・愛媛の高校生がかぼちゃアート展示などで予土線活性化
2025年8月14日(木) PM7時46分
高知と愛媛を結ぶJR予土線の沿線を盛り上げようと活動する高校生たちが14日、浜田知事に活動内容を報告しました。
14日に浜田知事のもとを訪ねたのは、JR予土線沿線の活性化を目指し取り組んでいる高校生「予土あす青春18プロジェクト」のメンバーです。
予土線は100円の収入を得るために必要な費用が1329円と、JR四国エリアの中で最も採算が悪い路線になっています。
予土線沿線の高知・愛媛の高校生を中心に、2023年から地域活性化に取り組んでいるのが「予土あす青春18プロジェクト」です。
ハロウィーンの時期には、中学生と高校生が作ったかぼちゃアートを予土線の9つの駅に展示したり、2025年2月には西土佐で、沿線の地域活性化に向けたシンポジウムを開催しました。
宇和島東高校3年・新城陽向さん:
「半家沈下橋や半家天満宮などを回って町歩きをして、高知県のすごくいい魅力や予土線沿線の魅力を発見することができたかなと思います」
このほか、沿線の伝統工芸を盛り上げるため、四万十町や愛媛の鬼北町に残る独特の製法の和紙「泉貨紙」で作った本も紹介しました。
浜田知事:
「皆さんの活動をいろいろな形で行政も、経済界の方々とも相談させていただいてサポート、後押しをさせていただきたいというふうに思います」
宇和島東高校3年・新城陽向さん:
「予土線を通じて地域も活性化していけるように、これからも活動をしていきたい」
四万十高校2年・松田青奈さん:
「予土線はこれからもいろんな人、世代関係なくいろんな人に知ってもらえたらなと思っております」
メンバーたちは、沿線の魅力を発信するプロモーションビデオやパンフレットなども今後作っていくということです。