【参院選】FNN情勢調査 徳島・高知は無所属・広田一氏が優位、自民・大石宗氏が追う展開に
2025年7月15日(火) PM7時17分
参議院選挙は7/20(日)が投開票です。
FNN・フジニュースネットワークの世論調査で中盤の情勢を探ったところ、「徳島・高知選挙区」は無所属の現職が先行し、自民の新人が追う形となっています。
事実上の与野党対決を軸に、現職・新人の4人が1議席を争う徳島・高知の合区選挙。
そんな中FNNでは、12日・13日の2日間、電話を使った世論調査を実施し、徳島・高知の有権者約1000人から回答を得ました。
それによりますと、無所属の現職・広田一さんが優位に立ち、自民の新人・大石宗さんが追う形となっています。
内訳を見ますと、広田さんは地盤の土佐清水市を含む県西部で大きくリードし、徳島でも優位に立っています。立憲支持層の7割、共産の6割から支持を集め、無党派層の5割強にも浸透しているほか、自民の2割からも支持を得ています。
追いかける大石さんは県東部で互角の戦いをしているものの、県全体と、序盤で先行していた徳島で伸び悩んでいます。自民・公明の支持は約6割にとどまっており、無党派層への浸透は1割強となっています。
参政党の新人・金城幹泰さんは徳島で票を伸ばしていて、参政支持層の9割近く、れいわの3割、国民の2割から支持を得ていますが、広田さん・大石さんとの差は大きく開いています。
政治団体 NHK党の新人・中島康治さんはNHK党支持層の8割の支持を得ていますが、厳しい戦いとなっています。
投票に影響を与える石破政権の評価です。
「支持する」が25.3%、「支持しない」が54・3%。「支持しない」人が倍以上となっています。
「投票先を決めてない」と答えた人が13.5%で、高知市など大票田の無党派層の票がどう動くかが注目されます。
参議院選挙の投票は7月20日(日)です。