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News- 高知のニュース

参院選・“令和の米騒動”を徳島・高知の候補者4人に聞く

米の価格高騰で圧迫される私たちの暮らし。“令和の米騒動”についてどう考るかのか、参院選「徳島・高知選挙区」の候補者に聞きました。

自・新 大石宗氏
「米は日本人の主食、そして農業・食料安全保障の要、そして伝統文化の象徴でもあります。そんな中での今回の問題、短期的にしっかり取り組んでいかなければならないのは米離れを防ぐ対策です。米離れが進んで将来の需要が減少すると農業経営のこれからにも大きな影響が出ます。そういった意味では備蓄米の放出をはじめとしてあらゆる対策を迅速に行っていくことは重要です。しかし中長期的に本質的に大切なことは価格形成です。農家の皆さんが安心して農業を続けていけるそういった環境整備をしていくために全力を尽くしてまいります」

無・現 広田一氏
「令和の米騒動の原因は自民党農政の失敗であります。そして今の備蓄米の放出は一定価格を引き下げる効果はあるというふうに思いますけれどもひずみも大きいのではないでしょうか。今、農業に注目が集まっておりますので後継者不足の問題耕作放棄地のことそして農産物の適正な価格は一体いくらなのかこれについては党派を超えて国民を巻き込んだ議論が必要だというふうに考えます」

参・新 金城幹泰氏
「日本人は戦後、お米をどんどん食べなくなってきました。そのままでは値崩れが起こってしまう。アメリカであれば政府が価格を保証しているんですね。ヨーロッパでは政府が農家の所得を補償しています。では日本政府はどうしたか。需要が下がっているんだから供給を下げましょうといって減反政策を行ったんですね。その結果、供給がどんどんどんどん落ちていって、とうとう需要を下回ったのが今回の米騒動の本質です。ですから米農家の所得を補償して、お米の生産量を上げていく政策が必要になると考えています」

N・新 中島康治氏
「秋に出荷される新米は去年よりも値上がりするのは確実です。当たり前です。ないんだから。なぜこうなったのか。答えは明白で、自民党の減反政策です。米農家の平均年齢は70代です。まずは農家に所得補償し、若い世代の農家参入を促進し、技能継承を進める。絶対にやってはいけないことは、小泉進次郎がやろうとしている海外米の輸入です。自民党が米不足を招き、小泉が古古古古米で支持率回復。有権者も単純すぎます。おいしい日本の新米を食べたい方は自民党に投票してはだめ。必ず選挙に行きましょう」

第27回参議院議員選挙は7月20日投開票です。