《医師看護師の派遣、傷病者の搬送支援など》高知県とNPO法人ジャパンハート 災害対策で協定
2025年3月18日(火) PM7時45分
南海トラフ地震が発生した際にスムーズに支援できるよう高知県とNPO法人ジャパンハートが協定を結びました。
県と協定を結んだジャパンハートは2004年に設立したNPO法人で、現在およそ200人の医師や看護師などが登録しています。東南アジアを中心に無償で子どもの治療などに取り組むほか、大規模地震発生時には医療チームを組み被災地に派遣しています。
被災後の中長期にわたる支援が特徴で、去年元日に発生した能登半島地震では1月4日から4月20日まで現地で生活支援や介護などを行ってきました。
3月18日に結んだ協定には大規模災害時に医師や看護師を派遣することや傷病者の搬送支援などが盛り込まれていて、浜田知事は「実績のある団体の支援は心強い」と期待を寄せていました。
ジャパンハート・吉岡春菜理事長:
「きょうの協定を機に日々の訓練や備蓄の整理を一緒に取り組んでいけたら」
ジャパンハートが自治体と協定を結ぶのは熊本・沖縄に続き3例目で、大規模災害に関する協定は全国で初めてです。