《夢に向かって前へ》専門学校で卒業式「2年間はめちゃくちゃ宝物」子育てと両立した学生も
2025年3月6日(木) PM6時54分
高知市にある3つの専門学校で6日合同卒業式が行われ、学生たちが夢に向かって一歩を踏み出しました。
3つの専門学校を運営する高知市の「龍馬学園」。今年(2025年)は「龍馬情報ビジネス&フード専門学校」「龍馬デザイン・ビューティ専門学校」「龍馬看護ふくし専門学校」の卒業生合わせて412人が門出の日を迎えました。
卒業生を代表して片岡渉さんが答辞を述べ、支えてくれた人たちへの感謝を伝えました。
卒業生答辞・片岡渉さん:
「これから私たちが切り開いていく道はどのような道なのでしょうか。その道がどんなに厳しくても私は勇気を持ち信念を貫き大きな夢を抱いて前に進んでいく決意です」
調理や福祉など専門分野の知識を学んだ学生たち。思い出は?
龍馬情報ビジネス&フード専門学校 製菓製パン学科卒業:
「試験の時にケーキをぶちのけて(ひっくり返して)しまったことですかね。立派な大人になってみんなを笑顔にできるパティシエになりたいと思います」
龍馬デザイン・ビューティ専門学校 日本語学科卒業(ネパール出身)
カドカ サントスさん:
「めちゃくちゃ私の宝物です。この2年間はね。友達たちと一緒に過ごした時間は忘れないと思う。日本で自動車整備の会社で働くつもりです」
看護学科の西本怜花さんは子どもを産んでから入学し学業と子育てを両立。6歳の娘・温葉さんも3月、幼稚園を卒園します。
龍馬看護ふくし専門学校 看護学科卒業・西本怜花さん:
「自分が卒業するまでに諦めたかったところも(時も)ちょっとあるので子どもと一緒に成長してきたのが一番大きいので、一緒に頑張ったねって言いたいですね」
2025年の就職内定率は3校合わせて約92%でそのうち7割近くが県内で就職します。