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News- 高知のニュース

《手でこね、足で踏み、ユズがアクセント》土佐山学舎6年生×丸亀製麺”ゆずうどん”作り【高知】

地元の食材を使って地域を盛り上げようと高知市の小学生が発案した料理にあの有名チェーンが興味深々。共同で商品開発が始まりました。

机に置かれているのは小麦粉と黄土色の粉。土佐山学舎の6年生が手でこねたり足で踏んだりしています。

「おいしくなーれ、萌え萌えキュン♪」

いったい何をつくっているのでしょうか?

川村和久アナウンサー:
「子どもたちが作っているのはうどん。愛情を込めて大切に作っています」

児童たちが手打ちに挑戦したうどんは地元土佐山でとれたユズがアクセントになります。土佐山学舎は特産のユズを使ってバスソルトなどを開発する授業を行っています。

今回は児童たちが「ゆずうどん」の販売を企画。世界中に広めたいという願いから海外にも店舗を展開している丸亀製麺を運営するトリドールホールディングスに話を持ちかけたところ、共同で商品を開発することになりました。

4日は初めて試作品を作りました。手ほどきするのは実際に店でうどんを打っていたかつての職人です。切ったうどんは大きな釜が乗ったキッチンカーに持ち込みます。丸亀製麺が開発したこの車はうどんと天ぷらが作れる専用のキッチンカーで能登半島地震の被災地で炊き出しに使われた実績もあります。

ゆで上がったうどんに土佐山でとれたゆず入りのパウダーをかけると完成です。早速、地元のゆず農家の人たちに振る舞っていました。

ゆずの生産者:
「おいしいですね。思ったよりも香りが少ないかなっていう所があって。いろんな工夫をしていったらもっとおいしくなるんじゃないかなと思います」

ゆず農家からはちょっと手厳しい指摘も飛び出しましたが…

6年生:
「うどんの味がまず最初にガツンとくるんですけど。後からほんのりゆずの香りが漂っきてメチャメチャおいしいです」

6年生:
「いつもと違う風味とか食感ですごくおいしいです。これはぜひとも食べてもらいたい最高の一品だと思います」

今回試作した「ゆずうどん」は12月に高知市の「とさのさと」で開催される「土佐山ゆず祭り」で提供できるよう準備を進めるということです。