「医療コンテナ」高知県と全国初の協定結ぶ
2025年2月20日(木) PM7時42分 <2月21日 AM10時40分 更新>
大規模災害発生時に医療機関の代替施設にもなる「医療コンテナ」を速やかに配備できるよう、県が全国で初めての協定を結びました。県が協定を結んだのは東京に拠点を置く「医療コンテナ推進協議会」です。
「医療コンテナ」とは診察室やCT、MRIなどの機器を搭載した臨時の医療施設で、能登半島地震では被災地に40基が配備され人命救助の拠点になりました。協議会が南海トラフ地震発生時に甚大な被害が想定される高知県に平時からの連携を持ちかけ、全国で初めて協定が結ばれました。
浜田知事はトラックでどこでも運べることや約1時間で組み立てられることなど説明を受けていました。
医療コンテナ推進協議会・徳丸周志事務局長:
「(災害時に医療コンテナを)いかに臨機応変に動かせるかっていうのが一つの大きな使命だと思ってますので。どういう展開ができるのかっていうところを県の方々と考えていきたい」
協議会は21日から県内を視察し、災害時の設置場所を決めていきます。