「鳴子の作り方と手入れの方法をチームに紹介します」ブラジルから《よさこい留学》のルシアさん
2025年2月13日(木) PM7時44分
ブラジルから「よさこい留学」で高知にやってきた日系人の女性がおよそ2週間の研修を経て、2月13日、その成果を発表しました。
高知で本場のよさこいを学ぶためブラジルからやって来た渡辺ルシア洋子さん(29)。日本人の祖父母を持つ日系3世です。ルシアさんは「よさこいソーラン」を踊る地元グループのメンバーで11歳から踊り始めました。
よさこいのルーツを学びたいという熱い思いから高知訪問を希望しました。1月27日からおよそ2週間の研修を経て、13日、成果発表会が行われました。ルシアさんはよさこいチーム「須賀IZANAI連」との交流で振り付けや衣装づくり、チームの運営方法などについて学びました。
またブラジルの鳴子はすぐに壊れるものが多いことから、香美市の鳴子製作工房「やまもも工房」で壊れる原因やメンテナンス方法を学びました。
渡辺ルシア洋子さん:
「須賀IZANAIのチームと一緒に踊って楽しかった。そして高知の歴史とよさこいについて少し勉強しました。鳴子の作り方と手入れの方法をチームに紹介します」
ルシアさんは高知で学んだよさこいの知識を活かして、ブラジルで大きい祭りを開きたいと話していました。