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News- 高知のニュース

「鳥毛ひねり」に歓声 雪解け進む冬晴れの中、土佐三大祭り《秋葉まつり》【高知】

勇ましい掛け声に合わせ豪快にみこしを揺さぶる若者たち。秋葉まつりは山深い高知県仁淀川町で200年以上続く伝統行事。岩屋神社から秋葉神社を結ぶおよそ3キロの道のりを、みこしとともに武者姿の子どもたちなど総勢200人が練り歩きます。

仁淀川町に住む人:
「孫がね、今ちょうど3人目がやってますんでね。やってると涙が出てきますよ、見てると。もうかわいらしゅうてね」

秋葉まつりの華と言えば「鳥毛ひねり」。おはやしに合わせて「鳥毛(とりけ)」と呼ばれる長さ7メートルほどのやりを交互に投げ合います。高く舞い上がったやりを見事にキャッチするたびに歓声が上がりました。

もともと「秋葉まつり」は秋葉神社がある別枝地区の住民だけでとりおこなってきました。しかし、過疎化や高齢化が進み、現在では仁淀川町全体で祭りをつないでいます。さらに高知の文化財を守ろうと今年から県の職員も参加。

県歴史文化財課・松本 大介さん:
「非常に壮麗できらびやかなお祭りだと思いました。県全体で支えまして、こういった祭りを継続して、より大きくできればと考えています」

祭りが終わると仁淀もまもなく春を迎えます。

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